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数奇箱
本庄市 M様邸
リフォーム転じて趣味の家
埼玉県本庄市の緑に囲まれた閑静な住宅地。ブラックとグレーの外壁が周りの緑によくなじむM様邸。もともとコミックやグッズをコレクションしていて、その収納のために実家倉庫のリフォームを検討されていました。
「これまでは実家の空き部屋に仕舞っていたんですが、もういい加減収納に限界を感じてきていて…リフォームをしようかなと考え始めた矢先に出会ったのが建築家の筒井さんでした」
「もともと家を建てるつもりはなかったんですが、同年代の筒井さんと営業の新井さんとで毎回話が盛り上がり、好きな車のためにもリフォームではなくガレージハウスを建てようと意識が変わっていきました」
好きなものに囲まれたブックカフェのような趣味の家がテーマになり、ここにM様 × 建築家 × 竹並建設のタッグが組まれ、家づくりがスタートしました。
いつも打ち合わせは30分で終わり
家の完成までの打ち合わせは12〜13回。設計者の筒井さんはM様と同年代ということもあり、打ち合わせはいつも趣味の話で盛り上がっていたとか。
「家づくりに関する打ち合わせはいつも30分で終わり。そのあとは営業担当の新井さんと3人で趣味の話に没頭してました」と懐かしそうに語ります。いかに好きなもののコレクションを収納するかがプランニングの中心だったそう。
個人住宅ならではの自由な発想で、6000冊を超える漫画や書籍・DVD・グッズを飲み込む書庫、インナーガレージを臨むダイニング、110インチのスクリーンを擁するAVルームなど、すべての空間がM様の好きなもので満たされた至高の趣味の家が形づくられていきました。
「打ち合わせの大半は趣味の話でしたが、そこから筒井さんがあらゆることを汲み取ってくれたからこそ、この最高の家が完成したんだなと思います」趣味の家は趣味の話から。大切な時間だったことが窺われます。
建築家との家づくり
今回M様が利用された建築家&竹並建設との家づくり。
「自分の家づくりにフィットする建築家との家づくりは大きなメリットだと思います。私の場合、初めから筒井さんという最高のパートナーに巡り会えたのは幸運でした」
実績のある建築家と家づくりができる竹並建設のサービス。既存の住宅の型にはまらない自由な設計と想いを形にする実現力が、満足できる家づくりにつながっているようです。
「これまで畳の生活に慣れ親しんできたこともあって、AVルームには小上がりの畳スペースを作ってもらいました。私にはこれがベストです。寝転がって映画を見たり読書したり。眠くなったら布団を敷いて寝る。自分で言うのもなんですが、まさに男の城ですね」そう話す城の主の表情は、誇らしげでどこか晴れ晴れとされていました。
DATA
家族構成 | ご本人 |
---|---|
仕様 | - |
構造 | 木造軸組工法 |
物件種別 | 2階建て |
敷地面積 | 323.24㎡ |
延床面積 | 99.78㎡ |
工期 | 2017.11 - 2018.6 |
設計 | 筒井紀博空間工房一級建築士事務所 |